シンプルじゃない食生活があなたを太らせる
インドでの朝食
インド・ビハール州
●写真上 : マタル・パラーター
パラーター(インド風パン)の中にマッシュしたグリーンピースが入っています。
パラーターは北インドの朝食の定番で、
具材はグリーンピースの他に、じゃがいも、カリフラワー、ダイコンなどの場合もあります。
結構食べ応えがあります。
●写真下 : 蒸し野菜
インド料理は何かと油を使うのでカロリーが非常に高くなります。
野菜を食べるにしても、生野菜サラダは別として、炒めたり、揚げたりと油を使うことがほとんどです。
なので、インドに来た時は、ただ蒸しただけの野菜を注文することが多いです。
季節の野菜を堪能するには蒸し野菜がベストです。
今朝は写真の通り、カリフラワー、にんじん、いんげんを食べましたが、インドの野菜は味が濃く、甘みがあり、本当においしいです。
日本ではなかなかお目にかかれません。
パパイヤ ぶどう モンキーバナナ
どれも日本ではなかなか食べられないものばかりです。
ぶどうは濃厚な味がたまりません。
どれだけシンプルさを楽しめるか
あなたの日々の食生活を改めて見直してみてください。
食材をそのまま食べたり、蒸したりするだけなどの簡単な調理方法の料理を食べる機会はどれだけあるでしょうか。
油を使って焼いたり、炒めたり、レトルト食品などの加工食品や出来合いの惣菜、コンビニで売られているお弁当やパンなどを食べる機会は多くないでしょうか。
たまには濃い味付けした料理ではなく、食品そのものの味を楽しむような食事をしてみてください。
素朴な味付けの食事は自然とカロリーも低くなり、ダイエットに効果的です。
思いもよらない出会い
むらさき芋
八百屋さんでむらさき芋と知らずに買い、
自宅で切ったら、中が紫色だったのでびっくりしました。
いつも通りに蒸したところ、一般的なさつまいもと比べて甘みが強く、とても美味しくて感動しました。
あまりにも美味しかったため、翌日もまた買いに行ったのですが、「本来、むらさき芋は一般的なさつまいもの1.5倍ぐらいの値段がするのですが、今回安く仕入れることができたから、店頭に並べた」との店主の答え。
1本50円で売っていたのですが、かなりの激安価格だったということなんですね!!
確かにあれ以来、そこの八百屋さんではむらさき芋はお目にかかっていません。
かなり多めに買っておいたので、我が家には冷凍庫にストックがまだあります。
本格的に寒い季節、自然の甘みを存分に味わえる熱々の蒸かし芋は最高の贅沢です。
あなたのベスト体重は??
インド・ビハール州 ラージギル
ほおずきに似ていますが、名前は忘れました。
濃厚な甘みがあって、一粒一粒食べ応えのある柑橘系の果物でした。
また、インドで新しい果物を発見しました。
ベスト体重って?
先日、こんな会話を聞きました。
Aさん「最近ちょっと痩せたかなー。僕のベスト体重は◯◯kgなんですよー。」
Bさん「そうなんですか、僕は◯◯kgがベストなんですよ。」
別に何も「おかしい会話」ではないかと思いますが、私にとっては「おかしい会話」に聞こえてしまいます。
と言うのも、上の2人が話していた「ベスト体重」とは「誰が何の定義で決めたのか」が曖昧だからです。
一応、標準体重という目安がありますが、それを基に言っているわけでもなさそうです。
では、このお2人は何をもってベスト体重と言っているのでしょうか。
それは多分、「このぐらいの体重なら、まあ太り過ぎも痩せ過ぎもしていないだろう」という自分の感覚でしょう。
それはそれで大切なことです。
裸になって鏡の前に立った時、「よし、この体型、筋肉ならOK!!」と自分で思えたら問題ありません。
標準体重とどれだけ差があるとか、BMIはいくつとか気にしなくたって自分が良ければ、それで良いのです。
ただ、その一方で、日々何を食べ、どの様な生活をして自分の身体は作られ、どのぐらいの重さになっているのかと考えることも必要です。
余分な贅肉もなく引き締まっていた身体だったとしても、毎日の様にジャンクフードやインスタントフードばかり食べていたら、それは身体に良いはずがありません。
逆に標準体重より多少多かったとしても、野菜、果物、全粒穀物、ナッツ、海藻などを多めにした食生活をしていたら、それは身体には良いわけです。
もちろん体重が多いと身体に悪影響を与えることは間違えありませんが、体重の数値だけが健康指標の全てではありません。
今日、あなたは何を食べましたか?
そして、明日は何を食べますか?
あなたの身体はあなたが食べたものでできています。
驚きのテイスト ハニーナッツ
びっくりするほどのハイクオリティー
現在、インドに来ていますが、
インドの食べ物の話ではありません…
インドへ来る前日に自宅で食べたものが、あまりにもおいしくて、びっくりしてしまいました。
表参道のマイハニーという蜂蜜のお店のハニーナッツです。
その名の通り、蜂蜜とミックスナッツを混ぜたものなのですが、
こだわりと厳選された蜂蜜、ナッツのハーモニーが最高でした。
表参道のお店に行かなくても、アマゾンで買えます。
私の自宅近くのイオンモールでも売ってて驚きました。
50gで1000円弱なので、決して安くはないですが、その金額を払う価値は十分にあると思います。
とは言っても、私も実はお年賀用に買ったものの余りなので、個人消費用として買うとしたら、少々勇気が要ります…
蜂蜜もナッツも栄養価が高いので、トーストにジャムやバターを付けるのとでは雲泥の差です。
初っ端からフライト遅延…
新年いきなりフライト遅延
今年最初の海外渡航は4時間半のフライト遅延となりました。
エアインディアというインドの国営航空会社ですが、久しぶりにやってくれました…
フライト遅延ということで、航空会社よりミールクーポン(空港内のレストランで使える食事券)が発行されました。
フライト搭乗までかなり時間がありますが、機内食も出ますので、お昼はサラダとビール、ペリエで済ませます。
大切なのは、この後、どういう食事の予定なのかを考えることです。
例えば、夜は飲み会があるのであれば、昼食は軽めに済ませるということもダイエッターにとっては大切なことです。
後はやっぱり動物性脂肪をどれだけ摂っているのか把握することです。
動物性脂肪は脂肪造成に直結します。
飛行機によく乗られる方は機内食にベジタリアンミールにするのも手です。
私は常にビーガン・ベジタリアンの機内食をリクエストしています。
肥満大国インドで太らない方法
今日の一品
リティー
インド・ビハール州のソウルフード
小麦粉と豆の粉でできただんご状のスナック
ミントソースやギー(バターオイルの一種)を付けて食べます。
中は生の小麦粉が入っていて、その上で、こってり油のギーをかけて食べるので、現地料理に慣れていない人はお腹を壊す危険性があります。
インド人でもお腹が強くない人は、お腹を壊すそうです。
味は正直なところ「うーん…」といった感じでした。
豆カレーをかけて食べたら、まあまあおいしかったのですが、本来はそういう食べ方はしません。
中は粉が入っているので、パッサパサです。
インドであまりおいしくないものには出会わないので、少なからず驚きました。
食事に同席したビハール州出身の人は何個も食べていました。
小さい頃から事あるごとに食べてきたまさにソウルフードなのでしょう。
ちなみにデリー在住のインド人にリティーのことを聞いたら、「リティー? そんなものビハールの人しか食べないよ」との答えでした。
好みはいろいろですね!!
インド人は肥満体型が多い
インド人の中流階級以上の人で30代以上の半数以上はお腹が出ています。そして、年齢を増すごとにその割合は高くなります。
アメリカに次ぐ肥満大国と言っても過言ではないでしょう。はっきり言ってとにかく肥満だらけといった印象です。
上の写真の私の隣にいるインド人は50代ですが、日本人の50代の平均よりかは確実に太っています。
(しかしインド人はみんな小顔です。上の写真の人は私の2/3ぐらいの大きさです。私の顔がデカイということもありますが…)
こちらの写真は真ん中が50代のインド人、右のお坊さんは40代のインド在住のスリランカ人です。
どちらも立派なお腹をしています。ちなみに二人共、糖尿病を患っているそうです。
インド人の食生活
では、なぜインド人はそんなに太っている人が多いのでしょうか。理由はやはり食事です。
インド人の食事内容、食生活は日本人からするとかなりヘビーです。
一般的なインド人(北インド)の食生活は下の様な感じです。
●起床後
チャイ(紅茶にミルク、スパイスそしてたっぷりの砂糖を入れたもの)
ビスケット
●朝食(8〜9時頃)
プーリー(ローティというパンを揚げたもの)
バージー(豆などが入ったカレー)
⬆︎は朝食の定番です。
場合によっては、
パラータ(平べったいパンの中にじゃがいもやカリフラワー、大根などを混ぜたもの)
カツレツ(インド版コロッケ)
●昼食(14〜15時頃)
カレー2,3種類
(豆、野菜、鶏肉やヤギ肉)
ローティ(平べったいパン)
●間食
めちゃくちゃ甘いインドのお菓子
サモサ(じゃがいもなどを餃子の皮のようなもので包んで揚げたもの)
など
●夕食(21〜22月頃)
カレー2,3種類
(豆、野菜、鶏肉やヤギ肉)
ローティ(平べったいパン)
肉食の人はタンドリーチキンなどの肉料理
インド人が太る理由
上記の食生活を見ていくと、インド人が太る理由がよく分かります。
★インド人の食生活のポイント
・砂糖たっぷりのチャイは1日の間に何杯も飲みます。
・カレーをはじめインド料理、スナックには油が多く使われています。
・お菓子はどれも尋常ではないほど甘いです。
・夕食後、お風呂にも入らず、すぐに寝ます。インド人はお風呂は朝に入る習慣です。
要はカロリーが高いものが多いということです。また、遅い時間に夕食を食べてすぐに寝るというのも太る理由です。
インドで太らないためには
今回、私は1週間ほどインドに滞在し、インド料理をしっかりと堪能してきましたが、太ることはありませんでした。
それは下記の様な食生活をしたからです。
●朝食
テーマ:フルーツを楽しむ!!
インドはおいしい果物が豊富にあります。
今回はバナナ(数種類)、りんご、パパイヤ、メロン、パイナップル、オレンジを食べてきました。
●昼食
テーマ:インド料理を楽しむ!!
お昼は腹八分を目安に好きなものを食べました。豆カレー、季節の野菜カレーは本当においしいです。
主食は全粒粉を使ったパン・ローティーです。
釜で焼くタンドリー・ローティが最高です。
●夕食
テーマ:野菜を楽しむ!!
インドの特に田舎は昔ながらのオーガニック野菜が作られています。季節の野菜を蒸してレモン、塩、胡椒で味付けして食べました。
野菜そのものの味が本当においしくて、日本に帰ってきてから食べた野菜のまずさに驚いたほどです。
今回はカリフラワー、オクラの季節でした。
インド人からしたら私の食事は一風変わった感じに見えるかもしれませんが、最近はインドでも体重管理が注目されているので、少しずつ伝統的な食生活は変わってくるかもしれません。
インドには12月と1月にも行くので、また現地の食事を食べられることが今から楽しみです。
インド料理は本当に最高です!!
カンボジアでダイエットはできるのか⁈
カンボジアで食べるものは⁈
先日、東南アジアのカンボジアに行ってきました🇰🇭
カンボジアと言えばやはりアンコールワット遺跡が有名ですね。国旗にもアンコールワットが描かれているぐらいです。
最近だとサッカー日本代表の本田圭佑選手が現役選手ながら実質的にカンボジア代表監督に就任したというニュースがありました。
首都プノンペンへは成田から全日空の直行便が毎日飛んでいます。昨今、急速に経済発展していることもあり、ビジネス目的の乗客が多いのでしょう。
そんなカンボジアで私が食べてきたものを紹介します。南国ならではの美味しいものがたくさんありました。
①パパイヤサラダ
宿泊したホテルの朝食ブッフェのメニューの1つにあったものです。
甘くなく固いパパイヤ(青パパイヤ)をメインにトマト、いんげん、ナッツを混ぜたものを辛酸っぱいソースをかけたものです。カンボジアのみならず東南アジアではよく見かけるサラダです。
このホテルでは具材を好みでお皿に盛って最後にソースをかけるという方法を採っており、自分好みのパパイヤサラダを作ることができました。
ソースが辛酸っぱくてクセになります。このホテルで3泊したのですが、毎朝食べてしまいました。
②ベジタリアンディナー
カンボジア滞在中、ダンスショーを観ながらのディナーがありました。試しに聞いてみたところベジタリアンメニューのアレンジが可能だったので、お願いしました。
●メニュー
上左 パパイヤサラダ(どこでも出てきます…)
上中 揚げ春巻き(これもどこでも出てきます。ただここは形がちょっと洒落てます。)
上右 パンプキンスープ
下左 野菜カレー
下中 焼きバナナ
下右 白米(葉っぱの中に入ってます)
メニューの中で最も美味しかったのは野菜カレーです。いろいろな野菜が入っており、ココナッツベースのカレーで、「アジアの南国に来たなー!!」と思う一品です。
焼きバナナはライブコーナーから取ってきたものです。ライブコーナーのメインは肉や魚だったのですが、これも南国らしく焼きバナナもあったので試してみました。
焼くと甘みが増し、普通に食べるのとまた違った味わいがあります。
カンボジアもバナナがめちゃくちゃおいしくてバナナ好きとしては最高でした🍌
バナナはとても複雑な味がする食べ物です。種類によってもかなり味が違います。
ちなみにダンスはこんな感じです↓
③市場に売られている果物
左がドラゴンフルーツ
右が名前が分かりませんが、りんごみたいな感じ
ドラゴンフルーツは日本ではあまり見かけないですが、東南アジアにはよくある果物です。
きれいなピンクの皮の中は白い果肉に黒い種がゴマみたいな感じで入っています。
味はさっぱりしていますが甘味はしっかりあります。水っぽいので、どんどん食べてしまいます。
番外編(食べてないのですが…)
イナゴ 市場で売られていたので写真だけ撮りました。
東南アジアではタンパク源になるとのことで昆虫をよく食べます。
玄米、豆、野菜を食べていれば、たんぱく質不足になることはないのですが、それはここでは詳しく触れません。
で、カンボジアで痩せられるの⁈
結論から言うと、カンボジアの食事はダイエッターには強い味方になります。
一般的な食事は野菜炒め、肉の、魚、白米といった感じが多いです。
ポイントは下記です。
・中華料理の様にガンガン油を使わない。
・肉も野菜炒めに少量入っている程度。
・魚は淡水魚で白身のさっぱりしたものが多い。
・果物が豊富。
カンボジアでは元来砂糖を使ったお菓子があまりないようで、果物をたくさん食べるので、健康面、栄養面でもかなり良いと言えるでしょう。
機会があればぜひ「ダイエット旅行」でカンボジアにお出掛けください🇰🇭