コロナに勝つ身体を手に入れよう!!
前回の続き
前回のブログでは、
・ウィルスに負けない身体を作るためには、身体に優しい食べ物を食べる必要がある。
・身体に優しくない食べ物は何か。
・身体に優しくない理由は消化・吸収に身体に負担がかかるから。
と書きました。
まず身体に優しくない食べ物のおさらい
前回のブログで書いた「身体に優しくない食べ物」は下記です。
① 油が多いもの
例;ファストフード、カップラーメン、揚げ物など
② 食品添加物、保存料がたくさん入っているもの
例;コンビニ弁当、インスタント・レトルト食品など
③ 動物性食品
例:牛肉、豚肉、鶏肉、大きな魚、卵、乳製品など
④ 砂糖が多く入っているもの
例;チョコレート、ケーキ、菓子パン、クッキー、飴、アイスクリームなど
⑤ 酒類
では、なぜこれらの食べ物は身体に優しくないのでしょうか。
消化・吸収に負担がかかる理由① 食物繊維がほぼないから
これらの食品には食物繊維がほとんど入っていません。
食物繊維は消化・吸収をスムーズにするので、これがないと身体は余計なエネルギーと時間を費やさなくてはなりません。
自転車での走行やジョギングで例えると、「食物繊維がないのが向かい風、食物繊維があるのが追い風」といった感じです。
向かい風が吹いている時は、追い風の時と比べて、余計な体力が必要で、時間もかかります。これと同じことです。
油っぽいものやお肉をたくさん食べた翌日、胃もたれがすることはないでしょうか。これは消化・吸収にエネルギーを使って胃腸が疲れてしまっていることのサインです。
胃もたれがする時はあまり空腹を感じません。それは胃腸が「今、疲れているから食べ物を入れるのは待ってくれ」という意味です。
食物繊維が入っていない食品は主に下記です。
・油(サラダ油、オリーブオイル、ココナッツオイル、ごま油など全ての油)
・動物性食品(牛肉、豚肉、鶏肉、魚、卵、牛乳、バター、ヨーグルト、チーズなど)
・砂糖(白砂糖、グラニュー糖、黒砂糖など全ての砂糖)
逆に食物繊維がたくさん入っている食品は下記です。
・果物全般
・野菜全般
・きのこ類(しいたけ、えのき、えりんぎ、まいたけなど)
・海藻類(海苔、わかめ、昆布、もずく、めかぶなど)
・豆類(大豆、あずき、黒豆など)
・穀類(玄米、全粒粉、ライ麦、そば粉など)
果物、野菜は特に皮に食物繊維や栄養がたくさん入っていますので、よく洗った上で、皮をむかずに丸ごとたべるのがおすすめです。
最初は固い食感に抵抗があるかもしれませんが、慣れてくると皮なしだと逆に物足りなく感じてきます。
果物だと、りんご、ぶどう、柿、キウイ、桃などは皮のまま食べられます。さすがにバナナ、すいか、パイナップル、メロン、柑橘類は皮が厚くて固いので難しいですが...
野菜だと、大根、にんじん、ごぼう、じゃがいも、山芋、さつまいも、カボチャあたりでしょうか。カボチャの皮は固いですが、よく煮たり、蒸したりすれば柔らかくなり、とてもおいしいです。
穀類、例えばお米だと白米ではなく玄米にたくさん食物繊維が入っています。白米は精米の時に食物繊維のほとんどがなくなってしまうからです。
消化・吸収に負担がかかる理由② アルコール分解は「重労働」だから
お酒に含まれるアルコールは体内に入ると分解する作業が開始されます。アルコール量が多かったり、アルコールに弱い人がお酒を飲んだりすると、アルコール分解に時間がかかり、二日酔いになってしまいます。
お酒を飲んだ翌日に二日酔いをはじめ、胃もたれ、不快感、身体の疲れなどを感じることがあるかと思いますが、これは身体がアルコールの分解作業に多大なエネルギーを使って「疲れました...」というサインなのです。
毎日の様に大量のお酒を飲む人が肝臓を悪くしたという話はよく聞いたことがあるかと思います。
肝臓はアルコール分解作業で中心的な役割を果たすのですが、肝臓を機械に例えると、毎日毎日休みなく重労働をしたために故障したということです。
消化・吸収に余計な時間とエネルギーを使わないことがウィルスに負けない身体を作る。
食べ物やお酒の消化・吸収は実はかなりの時間とエネルギーが必要なのです。ここにあまりエネルギーをかけ過ぎると、他で使うエネルギーが足りなくなってしまうので、基礎体力、免疫力も自然と弱まり、ウィルスが身体に入ってきた時に負けてしまうことにつながります。
「お肉やお魚、牛乳は栄養豊富で身体に良いはずだ」と思う方も多いでしょう。しかし、消化・吸収という点では身体に良いとは言えません。
では、次回はコロナに負けないためのオススメの食事内容をご紹介します。
外出自粛要請でいつの間にか太って困ったという方。
この機会にダイエットを始めませんか?
電話やLINE通話でダイエット指導を受けることができます。