日本料理の偉大さを知りやせよう

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1/30 夕食
キャベツ わかめ 豆腐
粗挽きこしょう うま塩ノンオイルドレッシング
野菜鍋(写真撮り忘れ)


ダイエットにおける日本料理の偉大さを改めて感じています。

精進料理などの伝統的な日本料理では、油も乳製品も使わないそうです。
これは他の国の料理ではなかなか見かけません。

西洋料理はバターをたくさん使います。
お菓子にもバター、クリームなどよく使っています。

中華料理も多くの油を使っています。
よく中華料理屋の床はツルツルしてます。

油も乳製品もお腹に溜まらないので、軽く考えがちですが、脂質が高いので、脂質になりやすいです。

油は大さじ1杯で125kcalです。
ご飯半膳と同じです。
たった大さじ1杯ですごいカロリーです…

最近、オリーブオイルやアマニオイルやココナッツオイルなどが身体に良いと言われてますが、間違えてはいけないのは、どれも油であることに変わりはないということです。

確かに身体に良い栄養素はあると思いますが、どんな油でも大さじ1杯で125kcalです。

そもそも、オリーブオイルならオリーブの実を、アマニオイルならアマニの粉を、ココナッツオイルならココナッツの実を食べた方が、油にする時になくなってしまった他の栄養素もたくさん入っているので、もっと身体に良いのです。

なぜ油だけをフォーカスする必要があるのでしょうか⁇
そこには商魂たくましい人々の思惑が絡んでいるウラ事情があるのかもしれません。

日本料理から油の話になってしまいましたが、素材そのものの味を最大限活かす日本料理は、自然とカロリーが低くなり、ダイエットの強い味方となります。

あなたが食べたもので、あなたの体型が作られる

禁酒法の継続に賛同して人間の鎖キャンペーンに参加する村人たち

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ビハール州というインドで最も貧しい地域があります。
識字率は50%をやっと超えたぐらいで、貧困ライン=1日1.25ドル以下での生活を強いられている人がたくさんいます。

貧しい人々は当然、日々の食べるものにも不自由しているぐらいなので、太っている人はさすがに少ないです。
 
今回のインド訪問ではこのビハール州に何日か滞在しました。
車で走っていると町の風景が都市部とは明らかに違うことがよく分かります。

写真の彼女たちもビハール州の人々ですが、彼女たちが貧困かどうかは分かりません。
ただ、やせている体型だったので、写真を撮らせてもらいました。

インドにおいて、貧しい人々がやせているのは、食事のカロリーが低いからです。
3食食べられない人も多くいるので、当然と言えば当然です。

しかし、例えばアメリカの貧困層は太っている人も多いのです。
それは値段は安いけれどもカロリーはとても高いファストフードばかり食べているからです。

インドとアメリカの貧困層を単純には比較できませんが、「貧しい = やせている 」とは一概には言えないのです。

要は日々の食事で何を食べているのかが、自分の体型を決めるのです。

あなたの体型は、あなたが食べたもので作られるのです。
そして、変えることもできるのです。




インド人の食生活に日本人が見習うべき点

ベジバーガー
コロッケパンみたいな感じ
屋台でよく売られています。
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インドで油がたくさん入った料理を食べたので、

体重が増えたか気になっていましたが、

油が原因で胃もたれ気味で、あまりたくさんは食べていなかったせいか、変動はありませんでした。



さて、インド料理やお菓子はカロリーが高いと書いてきましたが、インド人の食生活で見習うべき点もあります。


それは野菜、果物、豆の摂取量です。


インドカレーと言っても種類は数限りなくあります。

そして、そのほとんどは野菜か豆を使ったものです。


野菜だったらじゃがいも、おくら、ほうれん草、カリフラワー、にんじん、トマト、なす、からし菜の葉、大根、玉ねぎ


豆だったらひよこ豆、レンズ豆、ダール豆


カレーだけではなく、野菜と豆を使ったサラダも

やスナック類もあります。


また、果物もよく食べます。

バナナ、りんご、メロン、パパイヤ、マンゴー、みかん、ぶどう、ざくろ、パイナップル


季節それぞれにおいしい果物がたくさんあり、バザールで安く売られています。


野菜、果物、豆の摂取量は日本人の平均を確実に上回っています。


野菜、果物、豆類はビタミン、ミネラル、食物繊維、抗酸化物質が豊富で、栄養価が高く、カロリーも低く、それでいて適度な糖質、脂質、たんぱく質も含まれています。

GI値も低いものがほとんどです。


なので、インド料理も油の量を限りなく少なくすれば、栄養満点でカロリーも低く、食物繊維も豊富で脂肪がつきづらくなります。


日本食に勝るとも劣らないぐらいの健康食になります。


また、再来週からインドに行くので、ヘルシーでおいしいインド料理に出会えることを楽しみにしています。



インド人の仕事仲間

ちなみにベジタリアン

卵は食べず、乳製品は食べる。

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世間体がインド人を太らせる

先ほど帰国しました。

やはりインドは楽しく、おいしいものをいろいろ食べることができました。


しかし、どれもこれも油が多過ぎるということを改めて実感しました…


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サモサ・チョーレー
サモサ(じゃがいもを小麦粉の皮で包んで揚げたもの)をつぶして、豆カレーをかけたもの



インドで中流階級より上のクラスで40代以上の人で90%は太っています。

歩くのも大変そうにしている肥満体型の年配者をよく見かけます。


若い女性もガリガリのスーパーモデル体型より、少しふっくらしてる方が世間一般では良しとされています。


最近は都会を中心に美容に対しての考え方が変わってきて、やせている方が良いと思う若い女性が増えてきました。


でも、やはりまだ世間はふっくら系女性を好んでいます。


なぜでしょうか⁇


それは、インドでは肥満は豊かさの象徴だと考えられているからです。

ガリガリの身体はみすぼらしいとされています。


やせている人 = 貧しい人

というのがインドでの一般的な考え方です。

なのである程度の年齢の人がガリガリだと恥ずかしいのです。

逆に言えばそれだけ貧しい人が多いということです。


そんな考え方が浸透しているので、男性も女性も結婚したら一気に太ります。

太ろうと思っているわけではないと思いますが、

まるで身体の中に大きな風船を入れて膨らましたかのようにパンパンになります。


最近では若い人たちも肥満が原因で糖尿病や高血圧を患う人が増えているみたいです。

ひどいケースでは12,3歳の子供でもいるそうです。


今までの慣習にとらわれず、健康を意識した行き方をしていかないといけないのではと感じます。



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シク教徒のバス運転手(右)とアシスタント(左)

インド人 老若男女みな甘いもの大好きな国民

世界で一番初めに砂糖を作った国はどこか知っていますか?

インドです。


昔は胡椒などと同じく、貴重品であったようで、外国に高値で取り引きされていたみたいです。


そんな砂糖発祥の国ですので、やはり砂糖を使った食べ物が多くあります。


まずはインドの代表的な飲み物であるチャイ。

ミルクティーなのですが、生姜やカルダモンなどを入れることもあります。


そしてそのチャイには大量の砂糖が入っています。

砂糖なしのチャイを頼んで、後から砂糖を入れても、通常の砂糖入りチャイのようになかなか甘くなりません。


通常の砂糖入りのチャイにどれだけ砂糖が入っているのかがよく分かります。

その激甘のチャイをインド人は1日に何杯も飲みます。


それからお菓子類です。

辛いカレーを食べた後には甘いものが食べたくなるのかもしれませんが、

そのお菓子がまた激甘なのです。

舌がしびれるぐらいの甘さです。


インド人はお茶やお菓子でも大量なカロリーを摂取しています。


砂糖はカロリーだけ高く、栄養がほとんどないので、エンプティーカロリーと言われています。

栄養空っぽのカロリーという意味です。



⬇︎体重100kgのホテルスタッフ
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糖尿病、高血圧を患っているそうです。
当然ですね…

運動をする習慣がないインド人

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一緒に仕事をしている人(左)
運転手さん(右)
このぐらいはまだやせている部類


夏のオリンピックでも冬のオリンピックでもインド人の選手が金メダルを獲ったという話を聞いたことありますか?


ほとんど聞いたことないと思います。

実際にはいくつかの種目でメダルは獲得していますが


一方、インドと同じぐらいの10億人以上の人口がいる中国はどうでしょうか。

多くの種目でメダルを獲っています。 


この2カ国の差はいろいろな理由がありますが、インド人はスポーツや運動に馴染みがないということも大きな理由の1つです。


趣味としてスポーツを楽しんだり、定期的に運動をする習慣を持っていたりする人はとても少ないです。


インドではスポーツを熱心にやるぐらいなら勉強を一生懸命やるべきという考え方を持つ人が多いので、本格的にスポーツをする人は少ないのです。


ハードな運動でない限り、消費カロリーはそこまで多くないのですが、やはり運動をしようと少しでも思うのと思わないのとでは、日々の生活への意識が全く違います。


運動しなきゃと思う人は、自然と食事のことも気を使うようになります。

そういったこともダイエットでは大切になってきます。


運動への意識という点もインド人が太る理由の1つでしょう。

インド人 食べることが唯一最大の楽しみ

インド人はあまり遊びません。


日本人みたいに飲み会をしたり、スポーツをしたり、音楽や演劇の鑑賞をしたりするといった習慣を持っている人はほとんどいません。


仕事帰りに同僚と一杯なんてまずあり得ません。そもそも飲み屋なんてないのです。(大都会にはありますが)


遊園地もほぼありません。ボーリングもありません。カラオケもありません。


ギャンブルの類、パチンコも競馬もボートレースバイクレースも競艇もありません。


唯一、映画だけはポピュラーな娯楽です。ハリウッドならぬボリウッド(映画がたくさん撮られている街ムンバイの昔の名称であるボンベイにハリウッドをもじったもの)と呼ばれるぐらいで、映画の年間制作本数は世界一と言われています。


もちろん中には余暇の時間を使って趣味を楽しむ人もいますが、その数は非常に限られています。


個人的な趣味を持つのではなく、家族との時間をとても大切にしています。

 

では、インド人は何が楽しみなのでしょうか⁇


食べることです。


休みの日は親戚の家に行ったり、親戚が来たりして、ホームパーティーを行います。

お菓子の類もよく食べます。


近くのバザールに買い物に行った時には、油で揚げたスナックや甘いお菓子を食べます。


砂糖がたっぷり入ったミルクティーを1日に何杯も飲みます。


することがないから食べるしかないのです。

暇で手持ち無沙汰なので、大してお腹も空いていないのに何か食べてしまう

日本人でもそういう経験は誰でもあるでしょう。


そういう状況がたくさんあると当然カロリーオーバーとなるので太っていきます。


私はインド人を批判したいのではありません。

インド人やインドが大好きなのですが、なんでこんなに太っている人が多いのかと考え、理由を探し出しています。


その理由はダイエットをする方々にとって有益な情報となります。


⬇︎昨日の昼食(高速道路沿いの安食堂)


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豆カレー
じゃがいもカレー
サラダ


⬇︎こんな人たちが作っています。
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⬇︎お店の概観
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お世辞にもきれいとは言えません…
でも食事はおいしかったです👍🏾