牛乳を飲むと骨が弱くなる⁈
1/13 夕食
煮物 大根 こんにゃく 一味唐辛子
キャベツ 粗挽きこしょう フラックスシードミール バルサミコ
牛乳についてのシリーズはとりあえず今回で最後にします。
最後の回は、牛乳と骨との関係についてです。
「牛乳を飲むと骨が弱くなる⁈」というタイトルを読んで、バカなこと言ってんじゃないと思った方も多いと思います。
そう思うのは当然です。
牛乳はカルシウムがたくさん入っていて骨が強くなると言われて育ってきた方がほとんどでしょうし、牛乳が強い骨を作ると信じている方が圧倒的大多数でしょう。
しかし、実際は牛乳を飲んでも骨は強くなりません。牛乳や乳製品を過剰に摂るとむしろ骨は弱くなり、特に女性は閉経後、骨粗しょう症に罹りやすくなります。
信じられないかもしれませんが、事実です。
多くの研究結果も出ています。
ではなぜ牛乳を飲むと骨が弱くなるのでしょうか?
牛乳にカルシウムがたくさん含まれていることは事実です。
なのに骨は弱くなるのです。
キーワードはたんぱく質です。
牛乳にはたんぱく質も多く、多くというより多過ぎるぐらいに含まれています。
たんぱく質は体内に過剰に入り込むと、脂肪分とは違って体の外に出されます。
そして、たんぱく質が体の外に出される時に、カルシウムも一緒に出てしまうのです。
なので、牛乳や乳製品を過剰に摂ると、体内のカルシウム濃度が低くなり、骨が強くなるどころか弱くなってしまうのです。
ちなみにたんぱく質が身体の外に出される時、腎臓にも非常に大きな負担がかかります。
骨粗しょう症には欧米の人々が多く罹ります。
肉と乳製品の多量摂取が大きな原因です。
肉もたんぱく質が多過ぎるほど含まれています。
そもそもたんぱく質不足になった人がいるなんて身の回りで聞いたことありますか?
そんな人はよほどの栄養失調でない限りいません。
なぜなら野菜や果物にも十分なそして良質なたんぱく質が含まれているからです。
肉、魚、卵、乳製品は悪質なたんぱく質が過剰に含まれているのです。
まとめますと牛乳や乳製品を過剰に摂ると、
?太る
?病気になりやすくなる
?病気の進行が速くなる
?骨が弱くなる
上記のような害悪があります。
たまになら問題はないのですが、気にしてみると意外とたくさん乳製品を日々摂っているのではないでしょうか。
パン、クッキー、ケーキ、クリーム系の料理などなど、知らず知らずの内にいろいろな食品に乳製品は含まれているのです。
牛乳や乳製品を摂るのは個人の自由ですが、いろいろな害があるという事実を知っているだけでも大事だと思います。
ダイエットをしている方にとってはやはり太る原因になるということはしっかりと認識しておきましょう。