大豆を肉と一緒にするな‼︎

★今日の一品★

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 豆水とうふ

とうふ屋うかい大和田店

 

 昨年末に直売所にて買って食べた豆腐があまりにもおいしかったので、先日、お店にて豆腐コース料理を頂きました。

 

 メニューは、

・揚げごま豆腐

湯葉3種

・油揚げ(ねぎ、みょうが、しょうが、金山寺みそ、特製しょうゆの薬味付き)

・季節の盛合せ(栗きんとん、蓮根チップス、 など)

・豆水とうふ

・鯛めし

・白玉ぜんざい

※コースメニュー以外に揚げ出し豆腐も注文

 

 まさに「豆腐づくし」といった内容です。しかもどの料理も豆腐の素材の味をとてもうまく活かした本当においしいものばかりで、大満足でした。

 

 中でもメインコースの豆水とうふはこちらのお店の大定番です。

 ババロアのような滑らかな舌触りの絹ごし豆腐を豆乳スープで温めたものですが、「豆腐って本当はこんなにおいしんだ」と心から思った次第です。

 

 とうふ屋うかいは、八王子大和田店が本店ですが、東京タワー隣、川崎鷺沼にもお店があります。また近々、六本木にもオープンするそうです。

 

「畑の肉」と過小評価をされている大豆

 私が小学生の頃は家庭科の授業で、大豆は「畑の肉と言われるほど栄養がたくさんある」と教えられました。

 

 しかし、少し栄養の知識がある方なら分かるかと思いますが、これはあまりにも語弊があり、見当違いなネーミングです。 

 大豆をこれほどまでに過小評価、あるいは冒瀆して許されるのかと思ってしまうほどです。

 

大豆と肉を比べることが根本的に間違っている。 

  なぜ大豆と肉を比べるのかと言ったら、どちらもたんぱく質が多いからなのですが、大豆の植物性たんぱく質と肉の動物性たんぱく質とでは、種類が全く違います。

 

 音楽で例えて言うなら、同じ「音楽」という枠の中の、同じ「ポップミュージック」というジャンルであったとしても、AKB48サザンオールスターズを同列で語ることはあまりないのではないでしょうか。

 

 AKBとサザンのどちらが良いかという話ではなく、曲調、グループ形態、ファン層など、全てにおいて異なるので、比較をするという概念がないはずです。

 

  大豆と肉もこれと似たような関係なのです。

 

大豆の栄養素を侮るなかれ

 ほとんどの豆類は糖質が多いのですが、大豆は脂質、たんぱく質が多く含まれています。たんぱく質に注目が集まりがちですが、たんぱく質以外にも多くの栄養素が含まれています。

 

 ありとあらゆるビタミン、ミネラル、食物繊維の他に、厳密には栄養素ではありませんが、イソフラボンなども含まれ、「栄養の塊」みたいなものです。

 

 また、脂質も豊富です。脂質というと敬遠されがちですが、大豆に含まれる脂質は食べ過ぎなければ逆に脂肪の造成を防ぐ役割もあるとも言われています。

 

逆に肉は栄養が少なく、病気の原因にもなる

 一方、肉はというと、たんぱく質が多いのは確かですが、肉をはじめとした動物性たんぱく質の採り過ぎは生活習慣病の原因になると言われています。

 

 また肉は脂質も豊富ですが、たんぱく質同様、生活習慣病の原因にもなりますし、もちろん脂肪造成を促進します。

 

 また、ビタミン、ミネラルといった栄養素は少なく、食物繊維もありません。

 大豆とはえらい違いだということが分かるかと思います。

 

どうせならおいしい豆腐を‼︎

  最近はスーパーやコンビニで信じられないほど安く豆腐が売られています。

 

 しかし、町の個人商店の豆腐屋さんで売られている豆腐、厚揚げ、油揚げなどは、スーパーやコンビニと比べると確かに少し高いですが、同じ食べ物とは思えないほどおいしいです。確実に値段差以上の満足度を得られます。

 

 最近は外国でも豆腐人気が高まっています。やはり栄養価が高く、ヘルシーフードとして認知されてきているからでしょう。

 いつでも豆腐が食べられる環境にいることを幸運に感じています。