コストコが日本を肥満大国にする

★今日の一枚★

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コストコの売り場

 

日本全国各地に出店を進めているコストコ

 アメリカの大手スーパーマーケットチェーンのコストコは第1号店を2002年に東京都町田市にオープンさせて以降、徐々に出店数を増やしています。

 爆発的にお店を増やしているわけではないので、緻密なマーケティングに基づいて、出店時期や場所を決めていることが窺えます。

 

コストコが日本人のスーパーでの買い物の概念を変えた。

 私の自宅近くにも7〜8年前にコストコ座間倉庫店ができ、オープン以来、何かと使わせてもらっています。

 私が思うに、コストコが日本人に対して行った最大の功績は、「スーパーマーケットでの買い物をワクワクさせるものにした」ということです。

 

 コストコは巨大な倉庫の中に、従来アメリカでしか販売されていなかったものを中心に大量かつ安価な値段で売っています。

 食べ物、お酒、服、清掃用品、キッチン用品、バス用品、薬、メガネ、タイヤなどなど、ありとあらゆるものが売られています。

 

 商品の目新しさや種類の多さ、値段の安さ、そしてスケールの大きさにお客さんはまるで遊園地に遊びに来るかのような高揚感を持ってお店に来ているような気がします。

 

 土日ともなると近くの道路はコストコの駐車場待ちの車で大混雑し、駐車場に停まっている車のナンバーを見ると、「富士山」、「静岡」などといった遠方からの車も多くあり、驚きます。

 

コストコがもたらしたマイナス面は…

 何事にも一長一短があるように、コストコもプラス面ばかりではないように思います。コストコは多くの日本人を肥満にさせたのではないかと感じるのです。

 

 コストコの正式名称は「コストコ・ホールセールス」で、その名の通り、本来は卸売りのお店で、多い量の商品を安く売るというスタンスです。

  一般家庭では消費するのはとうてい無理であろうという量のパン、マフィン、クッキー、ケーキ、チキンの丸焼き、お寿司、肉、魚、卵、スナック菓子などが並んでいます。

 ビッグサイズしかありません。街のスーパーマーケットでは決して見かけることのない大きさです。

 

 もったいないからと食べてしまい…

 卸売りと言っても、ほとんどの客は一般家庭の人々です。大量に入った商品をいくつもカートに入れ、お会計は2, 3万円を簡単に超えます。

 

 そんなにいっぱい誰が食べるのかと思いますが、だいたいはそれぞれの家庭で消費するのでしょう。

 もったいないからと言って、食べ過ぎているのではないでしょうか。

 

 コストコに来ている人々を見ていると肥満体型(それもかなりのレベル)の人がやけに多いことに気付きます。

 もともと肥満の人が来ている場合もあると思いますが、コストコで買い物するようになって肥満になった人も多いような気がします。

 

 今後もコストコは日本各地に出店数を増やし、それと同時に肥満の人々も増やしていくかもしれません。

 たくさんの量が入った高カロリー食品が目玉商品なので、当たり前と言えば当たり前です。

 アメリカ食品を満載した「食の黒船」が日本列島を襲うと言ったら大袈裟でしょうか。

 

本当に必要なものだけ買えば良い

  私も以前はコストコでいろいろ買っていましたが、今は本当に必要なもの、食べきれるもの、使いきれるものだけを選んで買うようにしています。

 

  先日行った時は、長らく探していた全粒粉パスタとバナナ1房などを買いました。自宅の近くにあるので、こういう買い方ができるということもあります。遠方から来た方はここぞとばかりにいろいろ買ってしまうのかもしれません。

 

 コストコの渦に巻き込まれないようにすることが大切です。 

 

 

スローダイエット
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