太る人が食べる主食って…⁈

★今日の一品★

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十割そば

 

主食に何を食べていますか?

ご飯、パン、麺など、毎日の食事の主食はどんなものを食べていますか?

「どんなものを? って、そりゃあご飯とかパンとか麺だろ!!」と思われるかもしれませんが、

私が聞きたいのはもう少し詳しいことです。

 

ご飯は白米ですか?

パンは白いパンですか?

麺はそば? うどん? ラーメン? そうめん? パスタ?

 

どんな主食を食べるかによって、あなたの体重や健康に大きく変わりが出てきます。

 

色が付いた主食を食べよう

ご飯 → 玄米、五分づき米、三分づき米

パン → 全粒粉パン、ライ麦パン

麺 → 十割そば、全粒粉パスタ

 

ポイントは色です。

白ではなく、色が付いたものにする。

 

玄米やライ麦パンなんかは、食べ慣れないと最初はかなり抵抗があるかもしれません。

そんな時は、お米だったら玄米と白米の間ぐらいの五分づき米、三分づき米、

パンだったら全粒粉やライ麦の割合が低めのもので徐々に慣らしていってください。

 

なぜ色の付いたものが良いのか。

①食物繊維

精米、精白された時に食物繊維が削ぎ落とされます。

食物繊維は脂肪が作られるのを防ぐ役割もあります。

食物繊維が含まれていない主食は糖質の割合がとても高くなり、脂肪になりやすいのです。

 

②栄養面

精米、精白された主食は食物繊維だけでなく、たくさんの栄養が削ぎ落とされます。

白米と玄米の栄養価の差はかなりのものです。

 

そばは要注意!!

そばはどれも色が付いているので、何でも良いのかと思いがちですが、注意が必要です。

 

値段の安いものはそば粉の割合はとても少なく、ほとんどが小麦粉です。

そばというより小麦粉を食べているのと同じです。

 

なので、そばは十割そばや八割そばを選ぶようにしてください。

十話そばだと茹で汁がおいしいそば湯になります。

 

お酢はオススメ!!

★今日の一品★

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黒酢

中国 山西省 五台山

 

文殊菩薩霊場・五台山

先日まで中国の山西省に行っていました。

日本人にとって一般的には馴染みの薄い地域ですが、

仏教的には重要な場所が多く(特に天台宗真言宗、浄土宗、浄土真宗など)、仏教徒にとってはとても大事な場所です。

 

今回は「文殊菩薩霊場・五台山」に行って来ました。

山の中心街は標高1,800mぐらいあって、高いところだと3,000mを超えるところにも行きました。

高山病などは大丈夫だったのですが、さすがに標高が高いので寒かったです。

 

仏教聖地ということで、多くの中国人参拝客で賑わっていました…

「…」の意味することは皆様の想像にお任せします。

 

黒酢の名産地・山西省

今回行った山西省黒酢の名産地だそうです。

土壌的に小麦、粟、こうりゃんなどの穀物がよく獲れ、水がアルカリ性なので、おいしい酢を作れるとか。

 

上の写真はこうりゃんから作られた(確か)お酢です。

店員さんには手造りの高級酢を薦められたのですが、一緒にいた知り合いの中国人からは、「そんな高いのは必要ない。私たちはいつもこれぐらいのものを使っています。」と言われ、1リットル500円ぐらいのものを買いました。

 

味ですが、酸味は弱めで、まろやかでした。

かなり気に入ったので、現地では野菜炒めにも麺にも何にでもかけて食べていました。

 

帰国してからは主に野菜サラダのドレッシングとして使っています。

マスタードと混ぜて食べるのですが、これがかなりイケます!!

今、私のヘビーローテーションです。

 

お酢はオススメ

ダジャレではありませんが、本当にオススメです。

砂糖、塩が入っていないので、太るとか塩分摂り過ぎとか余計なことを気にしなくていいからです。

おいしいし、いろいろな料理に使えます。

 

中国で買ってきた黒酢がなくなったら、日本の黒酢を買ってみようかと思います。

 

 

 

 

 

 

食べ物は常に発見がある。

★今日の一品★

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豆乳うどん

東京藝術大学 学食にて

 

先日、東京・上野にある東京藝術大学に行くようがあり、ちょうどお昼時だったので、学食で昼食を取ることになりました。

 

大学の学食で食事をするなんて10数年ぶりでしょうか…

大学の学食に対して懐かしい気持ちと「いい歳したおっさんがこんなところでご飯なんか食べていいのか…⁇」

という恥ずかしさみたいな気持ちがない交ぜになっていました。

 

定食やラーメンなど、いろいろなメニューがあったのですが、

名物は「豆乳うどん」だそうで、初めて聞くメニューだったこともあり、思わず注文してしまいました。

 

うどんがそばを選べたのですが、厨房のおばちゃんが「私は食べたことないんだけど、みなさんよくうどんを頼んでるよ」とのことでさたので、私もうどんを注文しました。

(毎日作っているのにおばちゃんは食べたことないんだ…と心の中で思ってしまいました。)

 

どんな味かというと、おつゆはしっかりと出汁がきいていて、意外にも豆乳の濃厚さとよくマッチしていました。

「これはアリだな!!」と思うほど美味しい一品でした。

やはり豆乳で割ったおつゆは、そばよりうどんの方が合う気がします。

 

そばつゆをまずではなくて、豆乳で割れば良いだけなので、今度、自宅でも作って食べてみたいと思うほどでした。

 

普段、私は肉、魚、卵、乳製品はあまり口にしませんが、逆に新しい発見がたくさんあります。

昔なら"無難に"豚の生姜焼き定食なんか頼んでいたと思いますが、こういう食生活だからこそ「豆乳うどん」を食べてみようと思ったのでしょう。

 

本当に日々、食べ物の新しい発見があり、楽しいです。

 

砂漠の国の宝物

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デーツ

ナツメヤシの実を乾燥させたもの

 

先日までエジプトに行ってきました🇪🇬

エジプトと言えばピラミッドをはじめ古代エジプト文明の遺跡がたくさん残っていることで知られていますが、実は国土のほとんどが砂漠です。

人々はナイル川に沿って町を作り、生活してきたようです。

 

砂漠地帯では水が近くにないと食べ物を作るのが大変です。

ですので、人々は保存がきく食べ物を大切にしています。

 

中でもドライフルーツは昔から重宝されてきました。

砂漠地帯のドライフルーツと言ったらやはりデーツです。

なつめやしの実を乾燥させたもので、甘みが強く、とても美味しいです。

 

糖質、銅、カリウムをはじめ栄養価が高く、食物繊維も豊富です。

自然の木の実ですので、健康にも良く、身体に優しい食べ物です。

 

イスラム教徒は年に一度のラマダーンの時期は約一カ月にわたって日中、断食をします。

日の入りの瞬間に物を食べ始めて良いのですが、いきなり肉や魚や卵などヘビーなものを食べると胃腸に負担がかかるので、まずはじめにデーツを食べて胃腸をウォーミングアップさせてから、本格的な食事を始めるという人も多いです。

 

デーツはいろいろな種類があります。

固さ、水分量、味、値段、いろいろあります。

今回、エジプトで初めて固いデーツを食べました。ソフトキャンディみたいな固さで、新しい発見でした。

 

 

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左上 エジプト アスワン

右上 エジプト カイロ

UAE ドバイ

にてそれぞれ購入

 

帰りに立ち寄ったドバイでは高級デーツも売られていて、次いつまた来れるか分からないので、奮発して買って帰りました。

写真のものは1箱3,000円以上です。

(空港だから少し高いという理由もあります。)

 

おいしいデーツはなかなか日本ではお目にかかることができませんので、デーツが売られている国に行く時は必ず買って帰るようにしています。

 

砂糖を摂りたくない人はデーツを砂糖代わりにしてスイーツなどを作ったりするみたいです。

本当においしくて重宝する食べ物です。

 

 

 

チャイを飲んでちゃいけないよ

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インド ウッタルプラデーシュ州 アーグラー

ダバ(大衆食堂)にて

 

インドの国民的飲み物チャイ

チャイとはミルクティーにスパイスとたっぷりの砂糖を入れたインドの国民的飲み物です。

 

インドではどこに行ってもチャイを出されます。

道端やそこかしこの至る所でチャイを飲んでいる人たちを見かけます。

インド人は朝起きたらまずはじめにチャイを飲みます。

一般的なインド人は1日に少なくとも5杯以上はチャイを飲むのではないでしょうか。

 

チャイのない生活はほとんどのインド人にとっては考えられないでしょう。

それほどチャイはインド人にとって不可欠なものなのです。

 

チャイを飲むのをやめた

約20年前に初めてインドを訪れてから、私も数え切れないほどのチャイを飲んできました。

ホテル、道端の汚いチャイ屋(でも味は最高)、知り合いの家、レストラン、列車内の売り子などなど、チャイはどこにでもあります。

 

そんな当たり前の様に飲んできたチャイですが、数年前に飲むのをやめました。

その理由は⬇︎の通りです。

 

チャイを飲むのをやめた理由

①カフェイン

私はカフェインが苦手で、コーヒーを1倍飲んだだけで、頭がクラクラして、少し興奮状態になり、頻繁に尿意を催します。

 

あるインド滞在中の夜、寝る前に立て続けに2杯のチャイを飲んだら眠れなくなりました。

この経験からチャイも当然ながらカフェインがそれなりに含まれていることを再認識しました。

 

②砂糖とミルク

チャイの原材料は紅茶、ミルク、砂糖、スパイスですが、ミルクと砂糖が入っているため、かなり高カロリーです。

コーヒーカップ1杯分で100kcal近くあると思います。

 

いろいろな理由で私は普段から砂糖や乳製品を極力摂らないようにしているので、自然とチャイは飲まないようになりました。

 

しかし、チャイに入っている砂糖の量はものすごいです。

コーヒーカップ1杯分で角砂糖4〜5個ぐらいの砂糖が入っているのではないでしようか。

 

砂糖なしのチャイを頼んで、その後に自分で甘さを確かめながら砂糖を入れていくと、道端のチャイ屋で出すチャイがどれだけ砂糖が入れているのかがよく分かります。

 

そんなチャイを1日に何杯も飲んでいたら太るのは当然のことです。

 

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インド ニューデリーにて

ヒンドゥー教聖地のベナレス在住のイスラム教徒の医師

チャイを手に記念写真

 

 

ナッツはダイエットの敵⁈

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インド産ナッツ

左からくるみ、アーモンド、カシューナッツ、ピーナッツ

 

ナッツは太らないという実験結果が

 

ナッツは脂質(脂肪分)が高いので、食べ過ぎると太るとよく言われます。

本当にそうなのでしょうか。

 

ある栄養学博士が30人に3ヶ月間、毎日おやつに120粒のピスタチオを食べてもらうという実験をしました。

 

ピスタチオは1粒3kcalぐらいですから、

120粒 × 3kcal = 360kcal

360kcal × 90日 = 32,400kcal

という、ものすごいカロリーを摂取したことになります。

 

しかも食事とは別のおやつとして食べたわけです。

カロリーだけで見ると3ヶ月間、毎日おやつにケーキを食べたようなものです。

太ると考えるのが自然でしょう。

 

しかし、実験の結果は太ったという人はほとんどいませんでした。

むしろ、痩せたという人が複数出たほどです。

こんなに脂質が高い食品を毎日たくさん食べたのに、なぜ太らないのでしょうか。

 

ナッツをたくさん食べても太らない理由

しかし、上記の実験ではナッツをたくさん食べても太らないという結果が出ました。世間一般で言われていることとは真逆のことです。

 

では、この実験結果の理由は何なのでしょうか。

 

①食べ過ぎを防ぐ

ナッツはお腹に溜まるので、お腹いっぱいに感じ、他の食べ物の食べ過ぎを防ぐから。

 

②体内に消化吸収されない

食物繊維が豊富ということもあり、体内に入ったもの全ては消化吸収されないで、排泄されるから。

 

代謝を活発化させる

ナッツに含まれるオメガ3脂肪酸などの不飽和脂肪酸は適量であれば体重を活性化させ、脂質であるにも関わらず、逆に脂肪の造成を防ぐから。

 

この様な理由からナッツを食べても太らないと言われています。

 

ナッツは積極的に食べるべき

また、ナッツは不飽和脂肪酸、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富ですので、素晴らしい栄誉補給食品となります。

人工的に加工されたサプリメントなど摂る必要はありません。

 

私も毎日アーモンド、カシューナッツ、くるみを食べています。

一粒ずつよく噛むとナッツの深い味わいを楽しむことができます。

おつまみになどでよくある塩がかかっているものは塩分の過剰な摂取につながるのだ、生かローストしただけのものがベストです。

 

北インド料理を知っていますか?

インドにばかり来ています🇮🇳

前回のインド渡航から1日置いただけで、また昨日からインドに来ています。

インドはどれだけいても飽きないのですが、ロングフライトはやはり疲れます…

 

11月から5往復し、全てエアインディアという航空会社を使っているので、いい加減エアインディア も飽きてきました。

しかし、クルーはみな人懐っこくていい人ばかりなのがエアインディアの魅力です。

 

他の航空会社(特に日系)ではまず経験できないフレンドリーさです。

すぐに友達になってしまうところが、やはりインド人はいいなと思うところです。

 

今回の渡航でインドとはしばらくお別れになりますので、第2の故郷を堪能したいと思います。

 

北インド料理を楽しむ👳🏾‍♂️

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インド ニューデリー

プルマン・エアロシティ・ニューデリー内にあるブッフェレストラン

 

写真上から時計回りに

豆カレー

トマトビルヤーニ(炊き込みご飯)

マッシュルームカレー

にんじんなどの野菜カレー

 

 

インドの国土は日本の9倍、人口は日本の10倍以上の国ですから、当然のことながらインド料理と一口に言っても多種多様なものがあります。

 

私は主に北インドに行きますので、北インド料理を食べる機会が圧倒的に多いのですが、味は本当に最高です。

しかし、油の量がものすごいです…

カレーのみならず、スナックとかでも油を使わないものはほとんどありません。

 

北インドは主食は小麦から作ったローティーです。

平たいパンのようなものですが、日本にあるインド料理ではなかなかお目にかかることはできません。

 

ナンをよく食べていると思われがちですが、ナンは釜で焼くので一般家庭では作ることができません。

なので、家庭ではフライパンで作れるローティーをよく食べます。

 

ナンは精白パンと同様に精製した小麦粉を使っているのに対して、ローティーは全粒粉小麦粉を使っています。

 

全粒粉小麦粉は精製されていないので、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富で栄養価が高く、脂肪も付きにくいのです。

それでもインド人はかなりの割合で太っていますが…

 

北インドの人々はお米はあまり好きではなく、

普段はほんの少し食べる程度です。

しかし、写真にあるようなビルヤーニ(炊き込みご飯)は大好きです。

 

今回、初めてトマト・ビルヤーニを食べました。

ビルヤーニというとチキンやマトンを具材に入れ、油も多めということが多いのですが、このトマト・ビルヤーニはとてもさっぱりしていてとても美味しかったです。

 

インドはいつ行っても新しい食べ物の発見があり、グルメでも奥深い国です。