チャイを飲んでちゃいけないよ

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インド ウッタルプラデーシュ州 アーグラー

ダバ(大衆食堂)にて

 

インドの国民的飲み物チャイ

チャイとはミルクティーにスパイスとたっぷりの砂糖を入れたインドの国民的飲み物です。

 

インドではどこに行ってもチャイを出されます。

道端やそこかしこの至る所でチャイを飲んでいる人たちを見かけます。

インド人は朝起きたらまずはじめにチャイを飲みます。

一般的なインド人は1日に少なくとも5杯以上はチャイを飲むのではないでしょうか。

 

チャイのない生活はほとんどのインド人にとっては考えられないでしょう。

それほどチャイはインド人にとって不可欠なものなのです。

 

チャイを飲むのをやめた

約20年前に初めてインドを訪れてから、私も数え切れないほどのチャイを飲んできました。

ホテル、道端の汚いチャイ屋(でも味は最高)、知り合いの家、レストラン、列車内の売り子などなど、チャイはどこにでもあります。

 

そんな当たり前の様に飲んできたチャイですが、数年前に飲むのをやめました。

その理由は⬇︎の通りです。

 

チャイを飲むのをやめた理由

①カフェイン

私はカフェインが苦手で、コーヒーを1倍飲んだだけで、頭がクラクラして、少し興奮状態になり、頻繁に尿意を催します。

 

あるインド滞在中の夜、寝る前に立て続けに2杯のチャイを飲んだら眠れなくなりました。

この経験からチャイも当然ながらカフェインがそれなりに含まれていることを再認識しました。

 

②砂糖とミルク

チャイの原材料は紅茶、ミルク、砂糖、スパイスですが、ミルクと砂糖が入っているため、かなり高カロリーです。

コーヒーカップ1杯分で100kcal近くあると思います。

 

いろいろな理由で私は普段から砂糖や乳製品を極力摂らないようにしているので、自然とチャイは飲まないようになりました。

 

しかし、チャイに入っている砂糖の量はものすごいです。

コーヒーカップ1杯分で角砂糖4〜5個ぐらいの砂糖が入っているのではないでしようか。

 

砂糖なしのチャイを頼んで、その後に自分で甘さを確かめながら砂糖を入れていくと、道端のチャイ屋で出すチャイがどれだけ砂糖が入れているのかがよく分かります。

 

そんなチャイを1日に何杯も飲んでいたら太るのは当然のことです。

 

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インド ニューデリーにて

ヒンドゥー教聖地のベナレス在住のイスラム教徒の医師

チャイを手に記念写真