ナッツはダイエットの敵⁈
インド産ナッツ
左からくるみ、アーモンド、カシューナッツ、ピーナッツ
ナッツは太らないという実験結果が
ナッツは脂質(脂肪分)が高いので、食べ過ぎると太るとよく言われます。
本当にそうなのでしょうか。
ある栄養学博士が30人に3ヶ月間、毎日おやつに120粒のピスタチオを食べてもらうという実験をしました。
ピスタチオは1粒3kcalぐらいですから、
120粒 × 3kcal = 360kcal
360kcal × 90日 = 32,400kcal
という、ものすごいカロリーを摂取したことになります。
しかも食事とは別のおやつとして食べたわけです。
カロリーだけで見ると3ヶ月間、毎日おやつにケーキを食べたようなものです。
太ると考えるのが自然でしょう。
しかし、実験の結果は太ったという人はほとんどいませんでした。
むしろ、痩せたという人が複数出たほどです。
こんなに脂質が高い食品を毎日たくさん食べたのに、なぜ太らないのでしょうか。
ナッツをたくさん食べても太らない理由
しかし、上記の実験ではナッツをたくさん食べても太らないという結果が出ました。世間一般で言われていることとは真逆のことです。
では、この実験結果の理由は何なのでしょうか。
①食べ過ぎを防ぐ
ナッツはお腹に溜まるので、お腹いっぱいに感じ、他の食べ物の食べ過ぎを防ぐから。
②体内に消化吸収されない
食物繊維が豊富ということもあり、体内に入ったもの全ては消化吸収されないで、排泄されるから。
③代謝を活発化させる
ナッツに含まれるオメガ3脂肪酸などの不飽和脂肪酸は適量であれば体重を活性化させ、脂質であるにも関わらず、逆に脂肪の造成を防ぐから。
この様な理由からナッツを食べても太らないと言われています。
ナッツは積極的に食べるべき
また、ナッツは不飽和脂肪酸、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富ですので、素晴らしい栄誉補給食品となります。
人工的に加工されたサプリメントなど摂る必要はありません。
私も毎日アーモンド、カシューナッツ、くるみを食べています。
一粒ずつよく噛むとナッツの深い味わいを楽しむことができます。
おつまみになどでよくある塩がかかっているものは塩分の過剰な摂取につながるのだ、生かローストしただけのものがベストです。