ファイトケミカルって知ってますか⁈
★今日の一品★
りんごと柿
秋冬の果物の代名詞とも言えるりんごと柿が最近のヘビーローテーションになっています。
「1日りんご1個で病気知らず」という言葉もあるほど、りんごは栄養価が高いです。
また柿もおなじみのビタミンCやタンニンなどが豊富です。
注目の栄養素ファイトケミカル
野菜や果物などの植物性食品には、ビタミン、ミネラルには分類されないけれども、身体に有用とされるファイトケミカル(抗酸化物質)がたくさん含まれています。
例を挙げるとポリフェノール系のイソフラボン、カテキン、カロテンなどがよく名前が知られています。
これらのファイトケミカルは、抗酸化、抗アレルギー、血圧低下、殺菌、視力回復、免疫力向上、がん細胞抑制などの効果があるとされています。(ファイトケミカルの種類によって効果は異なります。)
皮やアクを悪者扱いしない
ファイトケミカルは食品の主に皮などの色素、香り、アクなどの成分から出ます。
なので、できる限り野菜や果物の皮は剥かずにそのまま食べた方が、ファイトケミカルだけでなく、ビタミン、ミネラル、食物繊維などは多く摂取できます。
りんごや柿もそうですが、ぶどう、梨、大根、かぼちゃ、芋、にんじんなども皮を剥かずに食べることをおすすめします。
また、ごぼうなどから出るアクは取ってしまうことが多いですが、このアクに栄養がたくさん入っていますので、アクを捨てることは栄養を捨てるのと同じだと考えた方が良いでしょう。
小腹が空いたらぜひ果物やナッツを
普段よく間食しているという場合、何をよく食べているでしょうか。やっぱりお菓子類が多いでしょう。
お菓子を食べることを完全否定するわけではありませんが、どうしても間食をしたいという場合は、少しずつ果物やナッツなどを食べる機会を増やすことをおすすめします。
これらは自然の食品なので、栄養価が高いですし、食物繊維も多いので砂糖が入ったお菓子より脂肪にはなりづらいのです。
果物の甘みにしてもお菓子の強烈な甘さではないので、血糖値も急激に上がりません。
同じ1個100円のりんごとチョコレート、どちらが身体に良いのか言うまでもありません。お菓子はカロリーだけ高くて、栄養はほとんどないということを理解しておいた方が良いでしょう。
しかし、たまには甘いお菓子を口にする機会も作った方が、心には良いという人もいますので、その辺りは個々人のさじ加減次第でしょう。