糖尿病食とダイエット

★今日の一品★

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イチヂク アルメニア🇦🇲にて

  • 口の中に入れた瞬間にとろける。
  • 世界最古のキリスト教国家だけあって、イチヂクの他にもザクロ、ぶどうなど、聖書によく出てくる果物がたくさん採れる。
  • 他にもスイカ🍉、メロン🍈、桃🍑などが採れ、素朴な甘さでおいしい。
  • 日本の果物は品種改良が進み、甘みがだいぶ強くなっているのかもしれない。

 

糖質制限食を勧める本を読んでみました。

 糖質制限食を日本で1番最初に提唱したとされる江部康二医師の著書を読みました。

 私自身は糖質制限食はオススメしていないのですが、全く違う考え方を知ることも勉強になります。

 

 江部医師は糖質制限食こそが最も健康的な食事方法だと主張しています。

 具体的な事例を細かく挙げ、医学論文や医学研究のエビデンスも記載しています。

 

 私は江部医師の主張内容を反論するわけではないですし、いろいろな考え方があるのは当然です。

 糖質制限も内容や方法によっては賛同できる部分もあります。

 ただ今回、江部医師の本を読んで2つだけ気になることがありました。

 

江部医師の著書内容で気になったこと

  1.  医学論文や医学研究のエビデンスをたくさん記載している点

 どの論文や研究も世界的に権威のある医学雑誌や発表会などで発表されたものであると思いますし、実際に本にもその様な記載があります。

 しかし、論文や研究というのは、この世に数え切れないほどあり、全く逆の内容のものが発表されることも多々あります。

 

 また、食品会社などのスポンサーが付いた研究もたくさんあり、そういったものは当然、スポンサーの意向に沿った研究結果が出ることになります。

 なので、論文やエビデンスがあるからと言って、その内容が完全に正しいとは言い切れません。

 

 また時代によって医学の常識も刻々と変化していきます。今では考えられませんが、医師が喫煙を勧めていた時代もありました(‼︎)

 

 

 2. 江部医師は18年間、「玄米魚菜食」を続けていたが糖尿病になったという記述

  江部医師が患った糖尿病が遺伝的なものではないとしたら、毎日どれだけの量の玄米を食べていたのか気になるところです。

 今まで聞いたことがなかったので、その文章を読んだ時、一瞬目を疑いました。

 

 糖質制限食はもともと糖尿病患者のための食事療法で、江部医師もご自身の糖尿病の治療の一環で糖質制限食を取り入れたのだと思います。

 

 江部医師が勧める糖質制限食では、魚はいくらでも食べて構わないと言っているので、江部医師が糖尿病になった原因は玄米以外にないということになります。

 

 食事は玄米魚菜食だが、間食では甘いものを食べていたということでしたら、話はだいぶ変わってきますが、糖尿病を患った原因については書いていなかったのが残念です。

 

次回に続く

 糖質制限については、ダイエットコーチの立場からの視点で、まだ書きたいことがいくつかあるので、次回に続きます。