中国で肥満を考える

★今日の一品★

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海藻のサラダ

中国 福建省 泉州

  • 中国の海岸部では海藻の類をよく食べる。
  • ホテルの朝食では他にもこんぶを軽く味付けしたものもあり。

 

中国にもやはり太っている人はいる。

おとといから中国の福建省に来ています。

福建省は東側は海、海岸部以外はほぼ山岳地帯なので、農業、工業には不向きの地域ということもあり、台湾、東南アジア諸国、韓国、日本、アメリカ、カナダなどに移住して活躍する「華僑」が多くいます。

 

福建省の料理は隣接している広東省やすぐ近くの台湾と同様で、さっぱりとした味付けが多く、日本人の口に合うとよく言われます。

確かに大陸特有の「ディープ」な味付けよりかはだいぶ軽めです。

 

しかしながら、やはりどこにでも肥満の人はいます。

世界で最も健康的な食事と言われる日本食をメインに食べている日本人ですら肥満の人はどんどん増えているぐらいですから…

 

中国人の食生活は…

 中国のそれなりの規模の都市に行くと、街中はとにかくレストランの数の多さが目につきます。

外食をする習慣が根付いているのでしょう。

安く済まそうと思えば、100〜200円で十分に食べることができます。

 

中国人は、お金持ち = 太っている というイメージがありますが、あながち間違ってはいません。

お金に余裕のある人は、外食の頻度も高いですし、食べるものも例えば北京ダックに代表されるように肉料理が多くなります。

 

一方、お金持ちかどうかは別として、やせている人の食事を見ていると、やはり野菜をメインに食べているようです。

 

野菜炒めの種類はそれこそ数限りなくありますし、肉を食べるにしても、あまり多量には食べません。

海岸部の人々は魚もよく食べますが、脂質の少ないものが多いです。

 

また、南部地域は果物も豊富にとれますので、街のいたるところに果物屋さんがあり、すいか🍉、バナナ🍌、りんご🍎、ぶどう🍇、みかん🍊、スターフルーツ、パイナップル🍍、マンゴー、ドラゴンフルーツなどなど、いろいろな種類の果物がところ狭しと並んでいます。

 

また、余談ですが、中国ではトマトは果物とみなされています🍅

 

ところ変われど、太る原因は変わりなし

 結局のところ、場所がどこだろうと、太る原因は同じなのです。

中華料理は日本食と比べると油を使う量がかなり多いですので、注意する必要があります。

野菜炒めでも、結構な量の油が入っています。

 

街中のいたるところで食べ物屋さんがあり、屋台でお菓子、スナック類も売っていて、食べ物で溢れているような印象です。

 

ただ、この前行ったインドと比較すると、太っている人の割合は少ないです。

油、砂糖の摂取量がインド人よりかは多くないということになるのでしょう。

 

★今日のまとめ★

  1. どこにでも肥満の人はいる。
  2. 場所がどこだろうと、太る原因は同じ。