利き腕を変えるのは簡単ではない

利き腕を今日から変えることになったら

 自分の利き腕を今日から変えることになったら、とても大変なことは言うまでもありません。

 お箸、ペン、パソコンのマウスを持つ手、スマホの操作など、逆利きの手で はうまくできません。

 

 ケガなどでやむを得ない事情ならともかく、何の理由もなく、ただ利き腕を変えるのは、手を使う全ての行動がスムーズにできず、ストレスが溜まって嫌になり、すぐに止めることになるでしょう。

 

利き腕も「クセ」の1つ

 自分はなぜ右利きもしくは左利きになったのかという明確な理由はないと思います。

 (左利きだったけど、親や祖父母に無理矢理、右利きに矯正されたという話を聞いたことがありますが、それは例外です。)

 

 普段、お箸やペンは右で持つけど、野球は左投げ・左打ち、サッカーでは左利きというケースはよくあります。(その逆も)

 

 なので利き腕というのは、何となく使い心地が良く感じた方になるという程度のもので、産まれた時に決まっているわけではありません。スポーツの例を見るとよく分かります。

 

 要は利き腕もある種の「クセ」の1つなのです。「習慣」という言葉に換えても良いかもしれません。

 

何を言いたいのかというと…

 ここまで読んできて、利き腕とダイエットと何が関係あるのかと思ったかもしれませんが、ダイエットは「利き腕を変える作業」に似ているということを言いたいのです。

 

 ダイエットをするには、多少なりとも食生活、食習慣の見直しが必要となります。

 場合によっては、今までと真逆の方向を目指さなくてならず、とても辛く感じるかもかもしれません。

 

 利き腕というクセ、習慣は急に変えることはできないように、今まで何十年と積み重ねてきた食生活、食習慣も急に変えることはできません。

 

 それでも時間をかけて少しずつ変えていくことはできます。

 言いたいことは前回のブログと同じようなことなのですが、焦ってダイエットしてもロクなことはないということだけでも知ってもらえたらありがたいです。

すぐに痩せられると思うな

★今日の一品★

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中国・杭州 薬味入り豆乳

やかんに入っている温かい豆乳に海苔、油揚げ、ねぎなどの薬味?を入れて飲む。

写真上部のボードには中国・杭州の名物みたいなことが書いてある。

日本でいう味噌汁みたいな感覚でしょうか。

味は薬味が効いていておいしかったです。

 

30年かけて20kg太ったのなら

 例えば現在50歳の人が20歳の頃より20kg太ったとしたら、30年かけて20kg太ったことになります。

 

 暴飲暴食、代謝量の低下、女性の場合は妊娠、出産など、いろいろな理由はあるにせよ、いつの間にか結構太ってしまったという感じでしょう。

 

 いわば「30年かけて徐々に太っていった」のに、ダイエットするとなると「1〜2ヶ月で痩せたい‼︎」と考える人が多いです。

 

冷静に考えて

 しかし、1ヶ月で10kg, 20kg痩せるなんて本当にできるでしょうか。ほぼ絶食すればできるかもしれませんが、そんなことしても途中でギブアップするか、身体を壊すか、最悪の場合、命を落とすことになるでしょう。

 

 30年かけて20kg増やしたものを数ヶ月単位で減らすなんて都合が良過ぎです。そして、そんなことはほぼ無理です。

 

 しかし、巷ではあたかもそんなことができるような言い方でダイエット食品やダイエット方法が喧伝されています。テレビでもそんな番組がよくあります。

 そして、それを間に受けて、紹介されたものを買って試すけど、あまり効果はなく、また他のものを試すという「負のスパイラル」に陥ります。

 

焦らずにゆっくりとダイエットする

 「急がば回れ」とはよく言ったものです。この言葉はダイエットに関して言い換えると、「短期間で急激に痩せることなんて絶対できないから、焦らずにゆっくり痩せて行きましょう。」ということです。

 

 正しいダイエットをするとなると、それなりに食習慣、考え方を改める必要が出てきます。

 しかし、「車は急には止まらない。人も急には変われない。」という言葉があるように、今まで何十年もかけて身に染み付いた習慣や考え方を急に変えることはできません。

 

 整体で骨の曲がりを直してもらって真っ直ぐになったとしても、しばらくしたらまた元通りになるのと同じで、習慣や考え方も一回だけでは変えることはできません。

 

 少しずつできることから変えていき、それでもつい以前の癖が出てしまう時はその都度、道路から逸れない様に車のハンドルを微調整する様に軌道修正をしていくことがベストです。

 

 

 

 

 

 

 

最も力が強い動物が食べるもの

★今日の動物★

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野生の象の群れ

スリランカ・カウドゥッラ国立公園にて

 

スリランカにて野生の象の群れに出会う

 現在スリランカに来ています。季節外れの雨が降ったり止んだりの毎日ですが、人々はとても穏やかでピースフルな雰囲気に浸っています。

 

 スリランカは野生の象がたくさんいることで有名ですが、先日は国立公園内のジープサファリをして、野生の象の群れと出会ってきました。その数、少なくとも150頭以上!!

 

 親子象が草を食べていたり、象同士がじゃれ合っていたりと微笑ましい光景が広がっていました。

 ジープで群れの目の前に近づいても、威嚇してきたり、襲ってきたりすることはなく、象は温厚な性格なんだなと実感しました。

 

象は力持ち

 象は世界で最も大きく、そして最も力が強い動物です。もし象が暴れて踏まれたりしたら、ひとたまりもありません。

 

 外国で象乗り体験とかありますが、一頭で人間2〜3人乗せます。改めて考えるとものすごいパワーの持ち主です。

 

 また使役動物として、重い荷物を運ぶ仕事もします。今でもインドなどではたまに道路で見かけます。

 

そんな象が食べるものは

  ジープサファリで野生の象の群れを見ていましたが、象たちはひたすら草原に生えている草を食べています。鼻と前足を器用に使って、口に運んでいます。

 1日でものすごい量の草を食べるはずです。

 

 ところで、象は草の他に何か食べるでしょうか?

 食べません。象は草しか食べません。そうです、象はベジタリアンなのです。

 ベジタリアンでも象はとても大きな身体をしていて、とても力持ちです。

 

 肉や魚を食べないと筋肉が付かないとか、骨が弱くなるとか、栄養が足りないとか言われますが、象を見れば、その心配はないということが分かります。

 

 草だけで筋肉も付くし、骨も太くなるし、元気いっぱいに動けます。のんびりしているイメージがありますが、よく移動をしますので、

 

 世界で最も大きくて力が強い生き物の象がベジタリアンとは意外かもしれませんが、紛れも無い事実です。

 

 人間も同じです。肉、魚、卵、牛乳は人間に必要なわけではありません。これらを食べなくても全く問題ありません。

 むしろ肉、魚、卵、牛乳は健康を害します。

風邪を引いた時に食べるもの

風邪で寝込んでしまったら

 風邪やインフルエンザが流行しています。私も先々週にインフルエンザを発症してしまいました。

 

 咳や喉の痛みなどなどなら、何とかなりますが、発熱してしまうと自宅で静養するほかありません。

 

 風邪やインフルエンザの症状が重くなると、食欲もなくなってしまいます。栄養を付けなければと言って間違ったものを食べると風邪を引いたことによって逆に太ることもありますので、ダイエッターは注意が必要です。

 

どんな栄養が必要なのか

 風邪を引いた時に特に必要な栄養は下記のものです。

・身体を動かすエネルギー源となる糖質、脂質

・身体の調子を整えるビタミン、ミネラル類

 

 まずこの知識を抑えておく必要があります。

 

どんな食べ物が良いか

 これらの栄養素を効率的に摂取できる食べ物は何でしょうか。

 

 それは果物です。果物は糖質、各種ビタミン、ミネラルが豊富です。この時期ならりんご、バナナ、みかん、いちごなどが購入しやすいでしょう。

 

 昔、バナナがまだ高級品だった時代、風邪を引いた時だけはバナナが食べられたというほど、果物は栄養価が高いのです。

 

 果物は水分を多く含んでいて、食欲がない時でも食べやすいので、風邪を引いた時には最適な食べ物です。

 

 避けたい食べ物

 逆に風邪を引いた時に避けたい食べ物もあります。

 栄養を付けなければと肉、魚、卵、牛乳などを食べたり、飲んだりすることがありますが、できれば避けた方が良いでしょう。

 

 これらの食品は実は果物や野菜と比べると栄養はない上、食物繊維がゼロなので消化が悪く、胃腸に負担がかかります。

 

 消化が悪いということは、消化のために身体は余計にエネルギーを使いますので、体調が悪い時には回復の邪魔をします。

 

 また、食べやすいからとアイスクリームやチョコレート、プリンなどをよく食べる人も多いですが、これらの食品は脂肪になりやすいタイプの糖質、脂質のみが豊富なので、食べ過ぎると風邪を引いたことによって太る可能性もあります。

 また、ビタミン、ミネラルの類は一切ありません。

 

栄養の正しい知識を付けて、体調の回復に努めましょう。

 

 

 

 

インフルエンザに罹りました…

★今日の薬★

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タミフル

言わずと知れたインフルエンザの薬

 

 

17年振りにインフルエンザに…

 恥ずかしながら17年振りにインフルエンザに罹りました。先週末までのインド出張で体力が落ち、免疫力が弱っていたところに、ウィルスが体内に侵入し、発症させてしまったのかもしれません。

  後悔先に立たずですが、「自分はインフルエンザには罹らない」と油断をしていたのかもしれません。情けない限りです…

 

意外に軽い症状

 今回、発症したインフルエンザの症状は、17年前と比べてだいぶ軽く驚いています。熱も微熱程度、頭痛、寒気、節々の痛み、鼻水、喉の痛み等あるのですが、インフルエンザ特有の強烈さがなく、普通の風邪と間違うほどです。

 

 B型は比較的、症状が軽いらしいのですが、検査の結果、私はA型と診断されましたのでなおさら驚きました。今年、よく言われている「隠れインフルエンザ」なのかもしれません。

 

 17年前に罹った時はとても大変でした。高熱、激しい頭痛、強烈な寒気などが身体を襲い、丸4日間、寝込んでいました。

 しかも、インフルエンザが治っても咳、鼻水、喉の痛みなどの風邪の症状がなかなか治らず、苦しめられたことを今でもよく覚えています。

 

初めてタミフルを飲む 

 17年前にはなかったタミフルを今回初めて服用しました。

 タミフルを服用すると異常行動を起こすなどと報じられたこともありましたが、今ではタミフルが直接の原因ではないとの判断がなされているようで、まず問題ないそうです。

 

 タミフルの威力は本当にすごく、もともと熱はあまり出ていなかったせいか服用を始めた日の夜には平熱に戻りました。

 

元気だからと言ってすぐに社会復帰はできない。

 タミフルの効果でインフルエンザの症状は劇的に早く緩和されますが、まだ体内にはたくさんのインフルエンザウィルスがいて、他人に感染させてしまう怖れがありますので、解熱後2-3日は外出はしてはいけないと言われています。

 

 私は自宅の自室で完全隔離の状態で、家族ともほぼ顔を合わさないで暮らす日が何日か続いています。今朝は登校する子供の姿をベランダから眺めていました。まるで、幽閉されたビンビサーラ王の様です。(例えがマニアック過ぎですね…)

 

 ですので、自室はオフィスと化し、インド出張の時に溜まった仕事の数々をこなしています。

 

 タミフルのおかげですぐに元気になり、発症初日から仕事もでき、家族とは無料のライン通話で用件を伝え、17年前と比べて本当に便利な時代になったと実感しています。

 

ダイエッターの病気食

 次回はインフルエンザに罹ったダイエッターが食べるべきものについて書きたいと思います。

食べるものの写真を撮ろう‼︎

★今日の一品★

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 バナナ セブンイレブン

日本で売られているバナナも千差万別ありますが、セブンイレブンのバナナは結構おいしくてオススメです。

1本98円ですが、3本セットは198円と割安です‼︎

貧乏性の私はつい3本セットを買ってしまいます。セブンイレブンの思うツボですね…

 

以外と自分が食べているものを把握していない

 自分が毎日何をどれぐらい食べているか把握している人はあまりいません。

 ダイエッターには自分が1日何を口にするか、飲み物も含めて全て写真に撮ってみることをオススメしています。できたら3日間ぐらい撮り続けると面白いです。

 

 そうすると自分がどんなものをよく食べたり飲んだりしているのかが客観的に見えて面白いです。

 意外と自分の嗜好に気付いていないことが多く、これをこんなに口にしているんだと発見することが多々あります。

 

そこからスタートする

 そうして自分の嗜好を把握し、何が自分を太らせているのかを知ることが大切です。

 知らず知らずの内によく食べているものが肥満の原因になっていたことを知るチャンスにもなります。 

 

 例えばコーヒーを飲む時に必ずミルクと砂糖を入れているとか、間食を取っているのが癖になっているとか、改めて把握することができます。

 

 まずは自分の現実を知ることことから全てが始まります。

 

それからダイエットを始めよう‼︎

 自分の現実を把握してから、ダイエットを始めましょう。

 

  そのためには、自分がよく口にするものの中で何が脂肪になりやすい食べ物かを知る必要があります。

 

 便利な食品カロリーブックやウェブサイトがありますので、そういったものを利用すると良いでしょう。

 

今年最初の海外はインド

 昨日からインドに来ております。インド料理はとてもおいしいので、3食毎日インド料理でも構わないのですが、油たっぷりで高カロリーなので、気を付けないといけません。

今、口に入れた食品に含まれる栄養素は⁇

★ある日の子供の朝食★

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 最近は私が子供の朝食を用意しています。

・お茶漬け

・ひじきと大豆の煮物

・豆腐

・りんご

・R-1

 R-1は冬になると私以外の家族全員が毎朝1本飲んでいます。風邪、インフルエンザ予防になるとのこと。真偽は定かではありませんが、「信じる者は救われる。」ということでしょうか。

 私は乳製品が得意ではないので飲んでいません。毎朝のりんごとバナナで体調維持に努めます。

 

食品を買う前に

 ダイエットを始めてもうすぐ1年、6〜7kg程度痩せ、目標体重はまだもう少し先ではあるものの、順調に進んでいる方がいます。

 

 どこかで飲んだ甘酒がおいしかったので気に入り、ある日スーパーで買い、自宅で飲んで見たところ、思いのほか甘かったので、成分表示を見たら砂糖がたくさん入っていて驚いたと言っていました。 

 

 この経験によって、甘酒は砂糖が入っているものもあるということが分かったことは良かったと思います。

 

 ただ、これからは買う前に成分表示を見て、この食品には何が含まれているのかということをを必ず確認してから買うか買わないか決めた方が良いでしょう。

 

せめて糖質、脂質の量を把握する

 脂肪になる栄養素は糖質と脂質です。自分が口に入れるものの中で、何に糖質、脂質が含まれているのかは把握しておきたいところです。

 

 あるなかなか痩せないという方の食生活を聞いていたところ、毎日の夕食で豆腐一丁、野菜サラダにオリーブオイルをかけて食べていることが分かりました。

 

 豆腐もオリーブオイルもヘルシーフードと言われているので、身体に良いだろうと思い、たくさん食べていたそうです。

 実はどちらも脂質が高いのですが、その方はそれを知っていませんでした。

 

 豆腐は脂質が高いとは言え、肉や卵などの脂質に比べれば格段に身体に良いのですが、脂質は脂質ですので、やはり食べ過ぎると脂肪を作る原因となってしまいます。

  

 また、オリーブオイルも油であることには変わりありません。油は大さじ1杯で125kcalにもなります。コンビニで売られている昆布おにぎりと同じぐらいのカロリーです。

 

 心がけは素晴らしいのですが、ちょっと惜しい‼︎ という例でした。

 しかし、そうやって経験して知識を得ていくものだと思います。

 

 ダイエットはいつでもやり直しができます。他人と比べる必要もありません。身体は個人差があるので違いが出てくるのは当然のことです。

 

 焦らずにゆっくりと自分のペースでダイエットを進めていくことが、理想の体重に近づく1番の近道です。