やせているアメリカ人は何を食べているのか
★今日の一品★
- ラップ・グランデ
- 今日のスープ
ヴィーガンとは、肉、魚のほか、卵、乳製品といった全ての動物由来の食品を摂らない食事やその食事方法を取り入れている人のことを言います。
ラップは小麦粉でできたクレープ状のもので具材を巻いたもの。
上の写真のラップは、お米、豆、野菜が巻いてある。
スープはじゃがいものポタージュ。
ラップもスープも量が多い。一般的な日本人女性は食べ切れないぐらい。
地方の方が肥満率は上がる
今回のアメリカ渡航では、ニューヨーク中心部と郊外に滞在しましたが、飛行機の経由でミネソタ州ミネアポリスの空港内にも少しだけ立ち寄りました。
空港内にいる人を見ただけではありますが、ニューヨークよりミネアポリスにいる人の方が肥満の割合は高いように感じました。
しかも日本人ではめったにいないような、ものすごい太り方をしている人が複数見かけました。
なぜ地方の人は肥満の割合が高いのか
アメリカに数年間、滞在経験のある方がこう言っていたことを思い出します。
「アメリカの田舎で外食するときは、本当に食べるものに困る。選択肢があまりにも少ない。」
レストランと言ったら、ジャンクフードやステーキぐらいしかないのだそうです。スイーツも激甘なものが多いのでしょう。
そして、量が多い…
その様な食事スタイルが当たり前なので、どんどん太っていくわけです。
中にはやせている人もいる
確かに太っている人の割合は高いアメリカですが、当然やせている人もいます。
上の写真のヴィーガン専門店の店員はさすがに全員やせてました。
洋の東西を問わず、太るのもやせるのも理屈は同じです。
脂肪になるものを必要以上に食べれば太ります。
どんな環境だろうと、やせたいと強く願う気持ちを持ち、正しい知識に基づいて実践すれば、誰でもいつでもやせることができます。
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アメリカ人の肥満が尋常じゃない
★今日の4品★
- 全粒粉ベーグル
- シナモンレーズンベーグル
- 野菜サラダ
- カットフルーツ
●ニューヨーク市内のデリにて
サラダはベースの葉物野菜とトッピング4品、ドレッシングを選べる。
ベーグルはトーストするとおいしい。
肥満率の多さに驚愕
数年ぶりにアメリカに来て、やっぱり太っている人が多いなと改めて感じました。
しかもその太り方がものすごいのです。
風船で膨らませたような体型の人がそこら中にいます。
若い人でも太っている人が多いことにも驚きました。
特に女性に顕著です。
これは肥満大国の1つであるインドとは異なります。
インドでは若い人は大抵やせています。
30代ぐらいから徐々に太っていくというパターンが多いです。
肥満率の高さ、そしてその太り具合にもアメリカという国の特徴が表れていると思います。
何を食べて太っているのか
アメリカでの食事はその量の多さに驚かされます。
多くの日本人にとっては食べ切れないほどです。
食べるものもステーキ、ハンバーガー、ピザといったものを日常的に食べます。
アメリカ人にとってハンバーガーは、日本人にとってのおにぎりみたいな感覚でしょう。
一度の食事で簡単に1500キロカロリーを超えているのではないでしょうか。
1500キロカロリーというと、日本人の成人女性の基礎代謝量(1日で最低限必要なカロリー)ぐらいです。
「普通」が違う
アメリカでいろいろな人間を観察していると、そもそも自分が太っているという意識がない上、自分の容姿や外見に自信を持って生きている人が多いような気がしました。
食事の量が他の国の人からしたら明らかに多いことも世界基準からずれていますが、ほとんどのアメリカ人は外国のことを知らないので、日々食べている量が多過ぎるということもあまり理解していません。
悪循環から逃れられない
たくさん食べる人が多ければ食品業界が儲かる。
肥満が原因で病気になったら医療業界が儲かる。
もう既に出来上がっているこの仕組みを壊すことは容易ではないでしょう。
肥満がこの国の経済を支えている部分もあります。
★今日のまとめ★
- やはりアメリカ人は太っている人が多い。
- 若い人も太っている人が多い。
- アメリカ人の肥満率の高さ、太り具合は異常
- アメリカ人は明らかに肥満体でも、自分が太っていると感じている人は少ない。
- 肥満がこの国の経済を支えている部分もある。
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太っている人は歩けなくなる。
★今日の一品★
アメリカ ニューヨーク州にある宗教団体の世界本部での昼食
- パスタ サラダ にんじんのソテー
- 写真にはないが、パスタはトマトソース
- どれも素朴な味付けでおいしい
- 七面鳥のグリルボールもあったが食べず
久しぶりのニューヨーク
昨日からニューヨークに来ています。
やはりニューヨークは人種の坩堝(るつぼ)と言われるだけあって、いろいろな人々と出会います。
中国系、インド系、バングラデシュ系、メキシコ系、アメリカ系黒人、アメリカ系白人…
この二日間でこれだけの人種の人たちと接しました。
日本ではまず経験しないことです。
歩けない人、歩くのが大変な人
今日はある宗教団体の世界本部に行きました。
たくさんの信者さんが施設の見学に来ていましたが、ほとんどがアメリカ人です。
来ている人たちを見ていると、杖をついている人や車イスの人、歩行器を使っている人の割合がとても多いことに気付きました。
日本ではあり得ない比率です。
それらの人々に共通していること。
それはやはり肥満です。
自分の体重を支えることができなくなっているのです。
歩かない、歩けないから悪循環を生む…
上の写真を見て分かると思いますが、アメリカ人の太り具合はものすごいものがあります。
日本人ではあそこまで太っている人はあまりいませんが、それでも膝や腰を痛めたりしたら大変です。
肥満 → 腰、膝のケガ → 歩行困難 → さらなる肥満
この悪循環にハマってしまう可能性があります。
肥満は病気だけでなく、身体活動にも影響を及ぼします。
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中国のお寺で精進料理を食べる
★今日の一品★
中国 陝西省 宝鶏 法門寺
境内のレストランの精進料理
油ギッタギタの中国料理
完全な内陸地帯で、特に甘粛省は乾燥した気候で常に喉はカラカラ、肌はガサガサでした。
乾燥していることが関係しているのかどうか分かりませんが、乾燥している地域、特に田舎に行けば行くほど油ギッタギタの料理が多かったように思います。
甘粛省 炳霊寺石窟の船乗り場
野菜は豊富だが…
ご存知の通り、中華料理は円卓にウェイトレスがところ狭しとどんどん料理を置いていきます。
意外と肉や魚料理は少なく、いつも野菜炒めが数種類出るのですが、その野菜炒めに使う油の量がものすごいのです。
大げさかもしれないですが、油が野菜そのもののの味を消すぐらいの勢いで、野菜を食べてるのか油を食べてるのか分からないという場合もありました。(全てではないです。)
仏舎利のある法門寺に行く…
上の写真でも紹介しましたが、陝西省の宝鶏という町にある法門寺というお寺に行く機会がありました。
仏舎利(ブッダの骨)が祀られていて、毎週土日と旧暦の1日と15日だけ公開されています。
上海からの参拝団が熱心にお参りしている。
仏舎利が本物かどうかはよく分からないのですが、上海のお寺から200名以上の人々が参拝に訪れていて、中国国内ではかなりの知名度があるようです。
その法門寺の境内のレストランで精進料理の昼食を食べました。
ここの料理は比較的油が少なく、食べやすかったです。
精進料理の味は…
上の写真は野菜炒めと一見ソーセージですが、大豆か何かを材料に使ったのだと思いますが、豚肉のソーセージそのものという感じの味でした。
他にも豚の角煮に似せたものもありました。
ご丁寧に脂身も「しっかりと」付いていました…
肉に似せたものを作るという時点で肉に対して未練があるということの表れですので、そういう食事は私自身は賛成できません。
肉が食べたければ本物の肉を食べる方が精神衛生上も良いと思います。
しかし、精進料理は油も少なめで、全般的においしかったです。
中華料理も気を付ければヘルシーフードも多い
中華料理は確かに油が多く、中国人も特に男性は太っている人が多いです。
しかし、野菜をふんだんに使ったものもたくさんあるので、ヘルシーフードもたくさんあります。
ワカメなどの海藻やキクラゲを使った前菜やにんじんやニラが入った、もしくは何も入っていないおまんじゅうもおいしいです。
各種饅頭
本場は素朴な味でおいしい。
精白した小麦粉を使っているのが気にはなりますが…
断食中のイスラム教徒は太る⁈
★今日の一品★
- やはりと言うべきか、おいしくはない。
- ご飯のおかずが特に味付けのない温野菜はなかなか厳しい。
中国内陸部に
現在、中国に来ています。
今回は内陸部の「中国大陸」ど真ん中です。
砂漠地帯や山脈が延々と続く光景が広がる地域です。
敦煌 鳴砂山
列車の車窓より青海省の高原地帯
先日訪れた北海道も広いところですが、中国の広さには足下にも及びません。
何しろ今いる甘粛省は日本全土よりも広いのです。
北海道絡みで言うと重慶「市」は、北海道と同じぐらいの広さです。
スケールの違いがすごすぎます。
多民族国家・中国
中国は国土が広いので、住んでいる少数民族も多種多様です。
日本人に似ている漢民族が圧倒的に多いのですが、その他にもチベット、ウイグル、モンゴルをはじめ、数十にも及ぶ民族がいます。
政治、経済的には完全に中国共産党及び漢民族に「支配」されていますが、人口が多いがゆえに各民族も数千万単位でいます。
ここ甘粛省はイスラム教徒が多いことで知られています。
男性は丸い白い帽子を被り、女性は黒い服を頭から覆うように来ているので、すぐに分かります。
また、町のいたるところにケバブなどのイスラム料理レストランがあります。
どのお店もイスラムカラーの緑の看板なのでよく目立ちます。
イスラム教徒は毎年7〜8月ぐらいにかけて、約1か月程度ラマダーンという断食月に入ります。
子供と妊娠中の女性以外は陽が出ている時は水以外何も口にしません。
断食と言うとずっと何も食べないというイメージがあるかもしれませんが、そんなことを1か月もやっていたら確実に死にますので、日中だけです。
なぜ断食をするかというと、理由の1つは、貧しい人々の気持ちを理解するためと言われています。
収入の3%程度を喜捨するのがイスラム教徒の習わしですので、その慈悲深さを表す行動の1つと言えるでしょう。
日没と同時に食べ始める
日中厳しい断食を過ごしたイスラム教徒は、陽が暮れると同時に「待ってました‼︎」とばかりに、食べ始めます。
でも、いきなり消化の悪いものを口に入れるのは胃腸に悪いので、果物やドライフルーツから食べることが多いです。
特にナツメヤシはイスラム教の象徴的な食べ物の1つで、イスラム教徒はよく食べます。甘くて栄養価が高くて、私も好きです。
いろいろ種類があり、高級品はとても高いものもあります。
しかし、先ほど敦煌で食べたナツメヤシはとてつもなくまずかったです…
やはり本場はアラブ地域でしょうか。
断食してるのに太る⁈
断食していると言ったらやせるのではと考えるのが普通ですが、イスラム教徒のラマダーンの場合は違います。
陽が暮れたら、あまりの空腹にたくさん食べます。
翌日も大変だから「喰い溜め」もしておこうということでさらに食べます。
ラマダーンの時期は通常期より食品類の売り上げは上がるというのだから不思議なものです。
なので、断食をしている時の方が逆に太るというイスラム教徒は結構多いのです。
一度の食事に集中的に食べると脂肪になりやすいです。
また、夜にたくさん食べるのも脂肪になりやすいです。
そして、イスラム教徒は肉料理が大好きです。
お酒も禁止されていることの影響もあり、甘いものも大好きです。
ダイエットの観点から言うと、非常によろしくない食べ方をしているのがラマダーン中のイスラム教徒です。
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本当のバケーションとは
今日のブログはダイエットとは関係ありません。
ただの日記です。
★今日の一品★
アスパラガス
- 日本では北海道発祥と言われている。
- さすがに新鮮でおいしい。
昨日から北海道に…
首都高の渋滞、羽田空港の混雑を何とかやり過ごし、昨日から北海道に来ています。
義父の父の法事があるということで、我々一家も付いていかせてもらっています。
3年ぶりの北海道です。
函館空港から車で2時間の日本海側にある小さな港町・乙部という町です。
北海道の雄大な大地でジョギング
いつもと違った環境でジョギングするのは楽しそうだなと思い、ジョギング道具一式を持参して、今朝は海を眺めながらジョギングをしてきました。
どこまでも続く日本海、地層が剥き出しになっている岩山、雪が少し残る山々などを眺めながら、そして北海道の空気の冷たさを感じることは車で走るだけでは味わうことができません。
何しろ信号がないので、途中で止まる必要がないのも心地良いです。
展望台から乙部港を望む
名前は知らないけど雪が残る山
「何もない」のがぜいたく
この乙部町は観光地ではないので、遊びに行くようなところはほとんどありません。
夏は海水浴場などありますが、この時期は温泉に入って、景色を眺めるぐらいしかすることがありません。
しかし、観光地であちらこちらにせわしなく出掛けるよりも、自然あふれる環境の中、何もせずにゆっくりするのも最高にぜいたくだと思いました。
バケーションはVacant(空っぽ)が語源だそうです。
明日もまた違うコースで走りたいと思います。
本当に必要とされるダイエット料理本は⁈
★今日の一品★
マフィン・サンドウィッチ
- マフィンはクルミ入り
- 具材はきゅうり、トマト、レタスみたいな葉っぱ
- ゆずノンオイルドレッシングがソース代わり
ダイエット料理本を読んだことはありますか?
その時々で流行っているダイエット方法に合わせた料理本が本屋さんではたくさん売られています。
今はやっぱり糖質制限ダイエットに関連した料理本が多いようです。
私は昨日、マクロビオティックの料理本を読みました。
糖質制限でもマクロビでも、その方法自体はともかくとして、たいていの料理本は管理栄養士の人が考えた彩り豊かで多種多様なメニューとそれらのレシピがあり、充実した内容です。
しかし、私にとってはどれも「う〜ん…」というものばかりです。
そのレシピ、料理嫌いや料理初心者でも作れます?
というのも、どのレシピも結構手の込んだものばかりで、材料の種類を見ただけで、「もう、いいや…」となってしまいます。
管理栄養士さんが考えるメニューなので、やっぱり「しっかりとした料理」じゃないといけないのでしょう。
下ごしらえとか、オーブンで焼くとか、あく抜きをするとか、聞き慣れない材料を使うとか、いろいろ大変そうです。
私は料理自体は嫌いではないですが、面倒くさがりなので、手の込んだ料理はしたくないし、作れません。
ダイエッターでも料理が嫌いな人とか、料理を作る時間がない人とか結構多いと思います。
私を含めそういった人たちにとって、「しっかりとした料理本」は何の参考にもなりません。
食べる時間より長い時間をかけて料理する価値はあるのか⁈
料理が好きな人はたくさん時間をかけて作ることに何のストレスも感じないかと思いますが、そうでない人にとっては、苦痛以外の何物でもありません。
食べる時間より長い時間をかけて料理をするなんてあり得ないという人も多いでしょう。
なので、そういう人たち向けの「面倒くさがりダイエッターのための時短ダイエット料理本」があったらいいと思います。
ちなみに今日の写真のサンドウィッチは6分ぐらいでできました。
マフィンを5分トーストしている間に野菜を切り、焼けたら具材を挟むだけです。
トーストしなければ3分ぐらいでできます。
★今日のまとめ★
- たいていのダイエット料理本のレシピは作るのが結構大変。
- 料理嫌いな人や料理をする時間があまりない人には参考にならない。
- 料理が嫌いではなくても、面倒くさがりの人にも参考にならない。
- 「面倒くさがりダイエッターのための時短ダイエット料理本」が本当に求められているダイエット料理本では…⁈
スローダイエット
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